尿漏れについて

~しずくちゃん向け ご紹介ページ~

尿漏れ(年齢増加のリスク)

尿漏れが不安で外出が出来なくなり、臆病など伴った結果、運動不足による体力の低下、認知症のリスクに繋がる恐れがあります。

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加齢に伴い、骨盤底筋群も含め、全身のほどんどの筋肉や機能低下が進行します。
・旅先(出先)で急にトイレ(尿漏れ)に行きたくなる
・人前で漏らしたらどうしよう
・お友達/他人に迷惑はかけれない
と尿漏れの不安を抱えながら過ごされる方は非常に多く、大半の方が他人には言えないお悩みとなっています。

外出頻度が低下することで肺活量が減り、全身の筋肉、機能低下が進みます。また他者との関わりも減ってしまい、認知症になってしまうリスクも増加すると考えます。

軽い尿漏れであれば、「骨盤底筋群」を鍛える事で改善して『安心して外出』を楽しむことができます。重症化する前にご自身で鍛えて外出を楽しむ応援致します。

尿漏れの原因は「骨盤底筋群」が弱まることが原因になることも。

骨盤底筋は、骨盤の底にある筋肉の集まりのことです。内臓や子宮、膀胱などを本来のあるべき位置に収まるように、下から支えるという役割を担っています。しかし、骨盤底筋が弱くなると、内蔵や子宮、膀胱といった臓器が下がってきてしまいます。

骨盤内の臓器で一番下側にくるのが膀胱ですので、常に内蔵や子宮に押されている形になります。すると、少しの力がお腹にかかっただけで、膀胱を圧迫してしまい、尿漏れが起こります。特に高齢者で筋力の弱まった方や、出産を経験した女性では、分娩時の骨盤底筋へのダメージにより、腹圧性失禁を起こすようになります。

尿漏れのタイプと症状

①腹圧性尿失禁

▶重い荷物を持ち上げた時、走ったりジャンプをした時、咳やくしゃみをした時など、お腹に力が入った時に尿が漏れてしまうのが腹圧性尿失禁です。女性の尿失禁の中で最も多く、週1回以上経験している女性は500万人以上といわれています。

これは骨盤底筋群という尿道括約筋を含む骨盤底の筋肉が緩むために起こり、加齢や出産を契機に出現したりします。荷重労働や排便時の強いいきみ、喘息なども骨盤底筋を傷める原因になるといわれています。

②切迫性尿失禁
▶急に尿がしたくなり(尿意切迫感)、我慢できずに漏れてしまうのが切迫性尿失禁です。

トイレが近くなったり、トイレにかけ込むようなことが起きたりしますので、外出中や乗り物に乗っている時などに大変に困ります。本来は脳からの指令で排尿はコントロールされていますが、脳血管障害などによりそのコントロールがうまくいかなくなった時など原因が明らかなこともあります。

しかし多くの場合、特に原因がないのに膀胱が勝手に収縮してしまい、尿意切迫感や切迫性尿失禁をきたしてしまいます。男性では前立腺肥大症、女性では膀胱瘤や子宮脱などの骨盤臓器脱も切迫性尿失禁の原因になります。

③混合型尿失禁
▶「腹圧性尿失禁」と「切迫性尿失禁」の混合型。

④溢流(いつりゅう)性尿失禁
▶排出障害が基礎疾患としてあり、尿閉状態となり尿が溢れる状態。

⑤機能性尿失禁
▶運動機能の障害や、認知症などのためにトイレに間に合わない、あるいはトイレが分からない、排泄行為が認識できないなどの理由で起きる。

尿失禁に効果的な「骨盤底筋群」

『腹圧性尿失禁』・『切迫性尿失禁』には「骨盤底筋群」のトレーニングが効果的です!

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軽い腹圧性尿失禁や切迫性尿失禁であれば、「骨盤底筋群」を鍛える運動を行うことで改善することがあります。骨盤底筋訓練を続けても効果が薄い場合には、手術の適応となることもあります。手術ではテープで緩んでしまった尿道を固定して支えます。治癒率が高く、小さい傷跡で短時間で終わる、というメリットがあります。

切迫性尿失禁の治療では、薬物治療が有効です。薬物治療とともに、骨盤底筋訓練や、尿意を少し我慢する膀胱訓練などを行うこともあります。

手遅れになる前に「骨盤底筋群」のトレーニングで自立した日常を!

いわば筋力トレーニングで改善できるのは、軽い腹圧性尿失禁や切迫性尿失禁の場合です。重症化してしまうと、手術や薬物療法となります。重症化する前に、「PELADY」「しずくちゃん」を使用して自分の身体を自分でセルフケアできるようにしましょう!

若年層~中年層のお悩み・トラブル(尿漏れや膣の緩み)

◆アンケート内容:「くしゃみ、せき、重たいものを持った時等にお腹に力が入った時に、尿漏れを少しでもした経験は御座いますか?」
以下、アンケート集計結果